蚊帳の扱い方
最初は麻のごつい緑色の蚊帳をいただくところから始まりました。どう扱って良いものかわからなくていろいろと調べてみました。すると漂白する、というのを見つけました。で、何もわからない人の特権 えいっとやってみたわけです。
ハイター(漂白剤だったら何でもよいと思います。)の薄め液に浸けてみるとあっという間に色が抜けました。そして蚊帳が薄く柔らかくなりました。これで良いのか迷いながらの作業でしたが、柿渋染はすぐに色が入り良い風合いとなりました。上の2枚がその蚊帳と大島の着物のほどいたものから出来ました。馴染みが良いストールの出来あがりです。
3点目のストールは漂白をせず柿渋をかけたもので作りました。柿渋染は使い込んでいくうちにやわらかくなっていくのでこちらもありかなと思います。一巾をそのままに小花の泥大島のアンティーク着物を細く併せてみました。
今はオークションでも良いものはなかなか手に入りずらくなりました。でも1枚買うと大きいので使いごたえがあります。材質も麻、木綿とあり、色も生成り、緑等があり楽しめます。四角い底の無い箱のような形ですので解くのも簡単で、そこに着いている金具、飾りなども十分にリメイクの材料となります。
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