前回のワンピースはギャザーで今回はヒダ風タックスカートにというご希望でした。 地厚で硬めなのでヒダの形が思うようにいかず手こずりました。作り方、型紙はほぼ同じです。 背開きにし、スカートが丈7㎝長く、スカートの巾は両脇に半巾部分を足しています。足さなくても良かったような気もします。上身頃の寸法に合わせて適当にタックを寄…
地厚で柄が複雑、とても高価な着物だったように思います。身頃片方、衽2、かけ衿、衿を剥ぐことで巾を出し、衿の残りをベルトにしました。ポケットも取る事が出来ました。残りは身頃1枚と身頃の残り少々が手元に残りました。同じもの2枚は出来ませんね。 新品の八掛があったので、裏に持ってきました。これで型崩れ、透ける心配もありません…
反物で我家に参りました。 見えずらいですが、絹49%、毛50%、ナイロン1%とあります。織りの着物ですね。ウールが入っているので厚地でパリッとした肌触りです。 形は前回のと同じ半コートとパンツを作る事が出来ました。 パンツの縫い方 ご覧の通り長方形の布に股下部分を縫い付けただけのものです。型紙は前後共通で…
自分で買って大切に着た着物をどうしよう・・・と思っていたところへ、ウールで作ったパンジャビを着て現れた私を見て「あらー いいね」となり作る事になってしまいました。 足腰も弱って体型もふっくらされている彼女の希望は前開き、衿無し、たっぷりがご希望。いろいろ相談した上でこの形となりました。 後ろ中心に半巾の部分を入れヒダを…
旦那様を亡くされた奥様から形見の着物で何か形に残したいのでとの事で作ることになりました。 これは以前に作ったワンピースを少しだけ変化させたものです。 1 身頃 肩を縫い合わせます。袖も付けてしまいます。脇も縫ってしまいましょう。 3 スカート 巾いっぱいを使い、部分的にギャザーを寄せました。裾も始末してしまいましょう。…
羽織からカツカツで出来ました。小穴があちこちあって・・・ 留めの跡でしょう。 こんなふうに処理してみました。刺し子糸です。お花みたいに丸く刺してあるのがわかるでしょうか。 7ヵ所ありました。違和感なしでいい感じです。 このサルエルパンツ、あっという間に出来てしまいます。とっても楽でおしゃれ、やめられませんね。 ちなみに…
ウールの着物でした。後ろは広幅でしたので背に縫い目が無く作る事が出来ました。裏はアンティークなメリンス、着物だったのでしょうか。薄くなっていて使うのを迷ったのですが、魅力的な色と柄に押されてパッチをしてでも使いたいと決行することにしました。 1 フードの縫い方 フードは衿を作って本体と見返し(裏)に挟んで縫う同じです。…
ベストが続きます。 布が足りず、逆に布併せを楽しみました。迷ったら同系で・・・ どれも極上の紬 薄くてなめらかで軽い。裏は道行コートの裏だったと思います。趣味の良い作品となったようで嬉しくなりました。 これからの季節にはおって暖かく、重ね着でおしゃれに、体型カバーにと大活躍してくれること間違いなしですね。…
亀甲の柄が粋な大島紬の着物からベスト作りました。以前にチュニックを作りその残りで作ることが出来ました。 以前にベストを作りました。(作り方を載せています)そこから巾出しをして今回作りました。 後ろダーツもはぶきました。 裏は紬の着物についていた八掛を併せてみました。強烈な印象、好きですね。 ボタンホールが一番ドキドキす…
時間だけはたっぷりかかりました。今やタイムイズマネー 好きだから出来るということですね。 扇面の刺し子と七宝 どこまで刺したらいいか・・・ ここで思いとどまりました。 内袋は木綿の長襦袢用の布だったのではないでしょうか。古いものです。口布(見返し)には男物袴を使いました。仙台平でしょうか。堅い、バリバリですが更に厚地接…