ウールの着物でした。後ろは広幅でしたので背に縫い目が無く作る事が出来ました。裏はアンティークなメリンス、着物だったのでしょうか。薄くなっていて使うのを迷ったのですが、魅力的な色と柄に押されてパッチをしてでも使いたいと決行することにしました。
1 フードの縫い方
フードは衿を作って本体と見返し(裏)に挟んで縫う同じです。見た目ほど難しくはありません。
まずは2枚ずつ裁ち縫い代を割ります。
裏に見返しを共布で作ります。(接着芯を貼っています)
表と裏を中表に合わせて縫います。
表に返してステッチをかけて出来上がりです。
2 身頃の縫い方
身頃の見積もりです。
まずは表、裏の肩を縫い合わせます。袖、脇を残してフード部分を挟み前端~衿~反対の前端まで一気にミシンをかけてしまいます。
こうなりました。
これを見ると嬉しいですね。大体の形が見えてきました。
後ろ見頃です。薄くて小穴もあったのでお尻の所を二重にしました。いたるところにパッチ(当て布)しています。
前見頃です。
3 袖
袖を付けます。
4 ポケット
表、裏を別々に縫い合わせていきます。表には脇にシームポケットを付けました。
大きくて大変ですが、出来上がりが楽しみでワクワクしながらの作業です。裾の始末、中綴じ、裾のループ留め、ボタンホール、ボタン付けをして出来上がりです。
参考にした本 成美堂出版 おしゃれな着物リフォーム シンプルで素敵なリフォーム服44
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