絞りの羽織はほどいて糸くずをきれいにし、ネットに入れて洗濯機で水洗いし脱水後すぐアイロンをかけて干しました。そんなに風合いは変わりませんでした。
1 作り方
前見頃は羽織袖を使って足りない部分は剥ぎました。(切り替えがアクセントになりました。)
後ろ見頃は着物身頃後ろを使いました。(こちらはたっぷりとれました。)
衿周り
衿のカーブのところに伸び止め接着テープを貼りました。
接着芯を貼り衿見返しを作ります。カーブの所はぐし縫いをすると丸みがきれいに出ます。
衿に見返しが付きました。この後ステッチをかけます。
部 品
下の写真はポケット、袖見返し、ベルトです。
仕上げ
袖に見返しを付け、リボンをはさみポケット口を残し脇を縫います。ポケットを付け裾、袖口の始末をして出来上がりです。
2 まとめ
敷居が高い絞りの素材でした。そのまま使うには仕上がった後の寸法が心配なのと折り跡が残るので思い切って水洗いをしました。アイロンを裏からしっかりかけ干しました。多少絞りが伸びたのかもしれませんがそれはそれ、良い素材に大変身となりました。
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