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日本手拭の活用法

1 はじめに

日本手拭の手に持った時の風合いが好きで見つけると抱きしめたくなります。アンティークのものが最高です。

それを夏の暑い日、柿渋染してみました。思い立って鉄媒染も・・・

日本手拭のチュニック 後ろ 日本手拭のチュニック黒っぽい色のものは鉄媒染です。柿渋で何度か(一度でも良い)染めてから鉄媒染液に浸してまた干します。(最後は洗います)

2 鉄媒染液の作り方

① 錆びたくぎと酢と水を1:1:1にして半分になるまで20分ほど煮る

② 一週間ほど放置してから濾す

③ 100倍~1000倍にして浸す

3 見積もり

こんな風にしてみたいなと布を裁ちました。袖は身頃から続きで直線ですので簡単です。

ポケットを置いてイメージします。二つ置こうか、一つで良いかと迷いました。

見積もり袖を付けました。
袖付けこのようになりました。身頃側に縫い代を倒しています。平たい時にアイロンで袖口、裾などを折っておくと楽です。
袖付け
あとは肩から袖を一気に縫い合わせ、袖下から脇を縫い代を境にしてそれぞれ端へ縫います。袖口、裾の始末をします。あとは衿を付けて出来上がりです。(見返しを作って衿を挟みぐるりと縫いました。)

丈    77㎝
肩巾   59㎝
バスト巾 58㎝
裾    59㎝
袖丈   28㎝
袖口   32㎝

 

 

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