作務衣とは
禅宗寺院で僧が清掃その他の作業の時に着る衣服で,上衣は着物状の打ち合せで筒袖,下衣はゆったりしたもんぺ状の二部式になっている。〈作務〉はもともと禅宗の寺院ですべての労役のことをいった。多くは藍染め木綿でつくられ,近年では一般男女の日常着としても用いられる。
作務衣とは上衣、下衣を合わせて言うのですね。慢性化してしまってどうだったのかわからなくなってしまいました。上衣のみを言うのだったかな?なんて疑問がつい・・・
それにしても派手ですね~ 背に魚のお頭、前肩から胸にかけて尻尾(しっぽ)がうまく出てくれました。
大漁旗で作務衣を作ってみたいと思っていたところにお客様からご要望がありました。
無地の布と合わせないと派手になってしまうと思いながら、その割り振りに一番頭を悩ませました。
上衣の魚は一番のメイン ここはこの絵を活かしたい。で ポケットと袖に帯芯を柿渋で染めた無地布を持ってきました。無地を合わせたのは良かったのですが、ここでまた不安が・・・ で袖山に大漁旗の布を載せました。
パンツは腰に無地を・・これは納得です。
柿渋で染めると最初はどうしても布に張りが出でしまいます。糊をバリバリに効かせたように、でも時間とともに柔らかくなっていきます。
大物を作った感がいっぱいです。
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