10月も半ば、菊の季節です。北海道は咲くのが遅くて重陽の節句(9月9日)のあたりは我が家の庭では咲きません。お墓参りに間に合わず、最近やっとつぼみがついてきています。本州とは1か月は差がつきますね。 表は名古屋帯のお太鼓部分を使いました。内袋はちりめんの長着でした。洗ったらエンジの色がうつってしまい部分的に使うことにし…
アンティーク半巾帯をほどいてみると真綿が貼ってありました。 以前に丸帯の中に柔らかい芯が使われておりさらに真綿が巻いてあったことがありました。きっと暮らし向きの良い人のものだったのではと感じました。その時は芯の色は白でした。帯そのものが軽くてふんわりしていましたね。 今回の帯は青い芯です。布を再利用して圧縮綿にしたので…
お客様から既製品で買われたかごに内袋を付けて欲しいというご依頼をいただきました。ただ巾着にして欲しいということでバックを作ると同じ作業でした。時間はかかりましたが喜んでいただけたようでほっとしています。 こちらは私のものです。この類は引っかかるので私も楽しみながら袋を貼り付けたことを思い出しました。10年も前でしょうか…
あきらめて頭を冷やしに行ったかいがありました。ここに落ち着きました。やっぱり使いやすさが一番ですね。 手は130㎝ほどあります。こちらの写真は二つ折りの状態です。ショルダーバック2ウェイというところでしょうか。後ろは見えないところですが刺し子楽しみました。テーマはありません。思いつくままです。 襤褸風が勇気がなくて出来…
9月9日は重陽(ちょうよう)の節句ですね。9が二つ重なる、パワーのある日と聞きました。台風も去り暑さもまだまだですが皆様にパワーが授かればいいですね。昨日に続きリュックです。これは絣の柄を活かして刺し子をしました。白と青の糸が使われています。黒の縞模様の部分は男物夏着物を使いました。薄地ですが張りがあります。ペットボト…
たぶんそうだと思うのですが、細かい麻織物の近江上布。少しだけ手に入りました。 もったいなくて切り落とした布をそのままに・・・ 可愛い波とヨットの柄を織りだした硬め銘仙と併せてみました。どちらもぱりっと張りのある布の組み合わせです。20×25㎝ほどの大きさです。ちょっとお買い物、バックinバックとして使ってみてはいかがで…
7月も終わりますね。ラベンダー満開です。蜂さんがブンブン来ています。グリーンに紫、我が家に映えます。 ブルーベリーの木 少しずつ収穫して冷凍しています。北海道の短い夏の楽しみです。お盆過ぎたらもう秋ですから・・・ 先日着て行った絽羽織からのチュニック、大阪の年配の方がジーっと見てくださっていました。きっとチュニックの以…
丹前大好き親子。南の人は丹前って何?にこれまたびっくり。かいまきとも言うのでしょうか。 着物を再利用して北海道(東北もかな)の寒さを忍んだのだと思われます。着物型の綿入れです。寝る時には欠かせないものです。 表は銘仙、これがボロボロになってしまい、中の綿を打ち直ししてソファーの小布団を作ろうと思い立ちほどく事にしました…
亡くなったお母さまの形見の着物からのリメイクです。 着物だったものを羽織に縫い直しそれを随分愛用されていたのだと伺いました。痛みがあって良い所のみを選びあちこち剥ぎ合わせたり、パッチをしたりなかなか手ごわい作業でしたが、出来てみると愛着に変わっていました。 背中の所に丁度(!?)小穴があってそれをカバーする意味もあって…
最後の手描きアンティーク留袖の布となります。シミがけっこうありどう使おうかと思いながら最後まで残ってしまいました。 見事な手作業にうっとりです。松、唐草、扇面等おめでたい柄が丁寧に描かれています。 下の写真はシミの様子、絹糸で刺し子風に刺しました。 大切に扱ってあげたいですね。 こちらはハンドメイド・クラフト・手仕事品…