母の着物でした。生きていれば今年96歳になりますが、お嫁入の時に持ってきたのだろうと思われます。でも戦後の品物の無い時代、中古で手に入れたというものもあったと思うのでもしかしたら、もっと以前のものなのかもしれません。布が弱っている可能性があるので丁寧にほどきたいと思います。お正月に一度姪っ子(母からみたら孫の一人)に着せたことがありました。感激して涙を流していたのはその子の父親、つまり私の弟)でした。そんなことを思い出していました。それにしてもカラフル、色といい柄といい素敵です。今度は別な形にして活かしてあげましょう。八掛も薄くて柔らかくて絹の質の良さを感じます。胴裏部分は木綿でこれまた価値あり。創作意欲が湧いてきました。
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