3つ目になると少し慣れてきました。 今回は帯のワンポイントの柄を活かしてポケットを作ってみました。 ファスナーの両端にあらかじめ布を当てています。そうすると好きな巾のポケットを作る事ができます。 前側です。お太鼓の柄ですが、剥ぎ合わせるためどうしても左側に寄った感じがして、右側にポケットとして柄を配置しました。華やかに…
夏帯からのリメイクです。麦の柄がラブリー・・・ 夏の着物、帯などの柄は秋のものをもってくるといいます。涼しさを感じさせるからなのだそうです。お太鼓にこの柄があったらさぞや粋だっただろうなと想像しました。 硬い織りでミシンをかけるのが大変でした。手、手の付け根の所など重なるところが大変で、職業用ミシンが欲しいところです。…
バックの好みもいろいろですが、ファスナーを付いたのが欲しいというお客様が時々いらっしゃいます。 ファスナーは面倒できれいに出来ないのでと敬遠していたのですが、ネットの動画を参考にしてみると意外に簡単。動画様々です。 1.見積もり 帯巾をそのまま使い、布地が堅かったので柔らかい帯を口側に持ってきて手をはさもうと思い付きま…
1 図書館と型紙 本が好きで、図書館に時々足を運びます。 雪が木の枝にのり、墨絵のような絶景が臨める市立図書館。ここで過ごすのが私の楽しみの時間の一つです。 そこに置いてある本に素敵な洋服が・・・ 見る度につい作ってみたくなります。そうして写して溜まった型紙が沢山あるのに また・・・ この下の型紙を見ると目がチラチラし…
男性用長襦袢と縞模様の着物からのリメイクです。長襦袢は現在ご健在なら100歳を迎えている方のものなので戦前のものかなと思います。衿の部分なので色焼け、小穴、スレがありました。 1 見積もり まずは2枚ミシンで縫い合わせてみました。部分的にぽつぽつと白い部分があります。 2 補修 小穴、スレをどうしたらよいか考えました。…
半端な布を継ぎ合わせるのが楽しくて一気にここまできました。思いついてバックの口をカフスみたいにしてみました。たいした意味はありません。入口付近がふわっと広がるのをねらってみました。 出来上がりです。たいした変わり映えはありませんね。裏面にそろばん玉を付けて、ループで留めてみました。遊びすぎかしら・・・内袋に古布メリンス…
沢山集まって(集めて)きた布達の中で着物の裏に使われていたり、羽織の裏、衿の芯等にと使われていた布。色褪せもいい感じ、継ぎ当ての縫い目にも感動、使われて柔らかく薄くなったところも愛おしくて・・・バックの裏にしたり、ポケットにしたりと色々に使ってきました。今回は表舞台に立たせてみたくてチュニックブラウスを作ってみることに…
ここから始まりました。部品を全て取り付けた状態です。全体にキルト綿と当て布をしました。ポケットを付けるのをはじめとして大まかにミシンキルトをしました。 (中心から外側に向けて放射状に3ミリの針目でミシンキルトをしました。) 龍の柄の帯でアップリケをしてみました。ポケットに携帯を入れてみたところです。ハンカチを入れてみま…
10年ほど前に作ったものです。 身内の方に芸者さんだった方がいて、活用して欲しいとのことでいただきました。やはり物が違います。 現代の着物にはない味わいです。透けるかとおもいきやそうでもない。色、柄がとってもエレガント。形がシンプルでも布の力で良い物が出来ました。 改めて見直すと素敵な布との出会いがありました。沢山ある…
帯芯が沢山集まります。 最近は袋帯が主流で名古屋帯があまり使われなくなりました。普段着として気軽に着物を着た時代には軽くて結ぶのも楽でとても重宝したものでした。八寸と九寸とあるのですが、芯なし、芯ありという区別で九寸の帯の中に入っていた帯芯を柿渋で何度か染め、その後鉄媒染してこの色になりました。 和紙を思わせる風合いで…