アンティーク留袖について
昔は着物は年代によって全体の柄行きが違いました。
若い人は大きめの柄を豪華に 中年は少し華やかに 晩年の方は裾模様を上品に小さめに柄付けしました。
そんな日本人の心遣い とても粋だと思いませんか?若い人に花を持たせる 年配の人は控えて見守る そんな奥ゆかしい心が好きです。
今回の作品
留袖と聞くと仰々しいようですが、着てみるとしっくり落ち着きます。裾巾をそのままに肩落ち(見頃を裾から真っ直ぐに裁つこと 肩が下がるのでそう呼びます)
それにしてもこんなに素敵な留袖はもう手に入りそうもありません。
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