年代別の着物の色について
着物選びの時、昔は年代で色使いが大体決まっていたように思います。若い年代の人の場合、赤、ピンク、オレンジ、黄色、ひわいろ(黄緑)等と帯も帯揚げも帯締めも全て明るい色で揃えていました。着物を見れば年代がわかる、そんな感じでした。
若い人は赤い色を好んで着ていたように思います。(全身真っ赤という具合)
今は数少なく買って高い年代になっても着る事の出来る選び方になっています。地味な着物を(例えば抹茶色とかパープルの色無地等)それを見て前は70代の色だな~なんて思って見ていましたが、若さで着るとそれも又素敵。と変化してきました。
今回の作品について
今回は真っ赤な紬の帯と黒の献上柄の半巾帯を使った思い切り大胆なバックを載せたいと思います。 いかがでしょうか。
表の布に黒の部分を乗せてミシンで押さえています。(口と底と。)それを中表にして縫って表が出来ています。内袋と合わせる時に手のつなぎ(手も取り付けて)を挟み込んでいます。
赤で思いきり大胆に、そして黒で締める。ワクワクしながらの作業でした。
紬の帯について
八寸名古屋帯の中に入ります。(巾約30㎝ 長さ3m60㎝)
芯なしで両耳をかがって仕立てられていて、紬織りの帯です。おしゃれ着には軽くて締めやすく扱いやすくて重宝します。お食事に行くなんて時にはいいですね。
半巾帯について
浴衣、小紋等気軽な装いに最適です。(巾15㎝ 長さ3m20~3m60㎝)
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