1 見積もり 大漁旗の端切れを使い帯芯とパッチしてみました。なかなかポップ 手の部分には毛羽だった柔らかい素材の帯芯を持ってきました。帯芯にもいろいろな素材があります。丸帯の芯などはごわごわごつごつ これはこれでまた重宝しますが、今回は八寸帯の芯で和紙のような風合いです。 リュックはなにせ沢山の部品をすべて取り付けてか…
八寸名古屋帯でした。織りが多いですね。切ってそのまま敷くだけでテーブルセンターなどになります。 お部屋のインテリアに一役買ってくれそうなこの帯をトートバックにすることにしました。 まずは型紙を置いて 接着芯を貼りました。 裏側はこんな感じで・・・ トートバックの詳しい作り方はこちらにあります。 今回のメインは表と内袋を…
反物で我家に参りました。 見えずらいですが、絹49%、毛50%、ナイロン1%とあります。織りの着物ですね。ウールが入っているので厚地でパリッとした肌触りです。 形は前回のと同じ半コートとパンツを作る事が出来ました。 パンツの縫い方 ご覧の通り長方形の布に股下部分を縫い付けただけのものです。型紙は前後共通で…
自分で買って大切に着た着物をどうしよう・・・と思っていたところへ、ウールで作ったパンジャビを着て現れた私を見て「あらー いいね」となり作る事になってしまいました。 足腰も弱って体型もふっくらされている彼女の希望は前開き、衿無し、たっぷりがご希望。いろいろ相談した上でこの形となりました。 後ろ中心に半巾の部分を入れヒダを…
旦那様を亡くされた奥様から形見の着物で何か形に残したいのでとの事で作ることになりました。 これは以前に作ったワンピースを少しだけ変化させたものです。 1 身頃 肩を縫い合わせます。袖も付けてしまいます。脇も縫ってしまいましょう。 3 スカート 巾いっぱいを使い、部分的にギャザーを寄せました。裾も始末してしまいましょう。…
ウールの着物でした。後ろは広幅でしたので背に縫い目が無く作る事が出来ました。裏はアンティークなメリンス、着物だったのでしょうか。薄くなっていて使うのを迷ったのですが、魅力的な色と柄に押されてパッチをしてでも使いたいと決行することにしました。 1 フードの縫い方 フードは衿を作って本体と見返し(裏)に挟んで縫う同じです。…
以前にベストを作りました。それを気にいって下さった方から、もう少し大き目ということでご依頼がありました。 その巾出しの方法を載せたいと思います。 ① 衿ぐり部分の半分 ② 肩の部分の半分 ③ ②から脇までを3等分 その位置を赤線にしました。そこを切ります。 巾を出す寸法、例えば6㎝だとすると2㎝ずつ拡げて線を引き直しま…
布整理をしていていつも気になっていたこの銘仙の布団側、男物縦絽の着物と組み合わせて今回バルーンチュニックを作ってみました。 1 見積もり 布団からはずして洗ったものと思われます。銘仙です。絹かなと思うのですが、混じりかも。よくわかりません。多少傷、シミもありました。二つ折りしたところ丈が80㎝ほどのチュニックを作ること…
いろいろなものを解いていると、いい柄、素材に感激することがたびたびあります。 見えない所におしゃれをする和の心の代表の羽織の裏ですが、この度作ってみることにしました。 重陽の節句(9月9日)が済んだばかりですね。偶然大輪の菊の柄をほどきました。これも出会い、ボディさんに当みると、うーん素敵。そんなので出来た作品です。花…
大作です。随分時間がかかりました。(そういう意味での大作です。) 刺して刺して刺して が全てです。 1 今回はまちを付けるバックを作ってみる事にしました。今一出来上がりの大きさがピンと来ない状況、数え切れないほど作っているのですが・・・ちなみに底は丸帯芯でまちは名古屋帯の芯です。(柿渋染) 2 まずまちを底部分に付…