アンティーク羽織でした。羽織の袖2枚から身頃ができます。 袖の長さ、コートの丈、衿等、その時代によって長さ、形など定義がいろいろあったようです。この羽織は現代のものと比べると少し長いです。現代の袖丈は大体50㎝、こちらの羽織は60㎝位の丈だっただろうと思われます。 袖の全長が130㎝ありました。それを折って見頃にしまし…
こんにちは 古布ピエロです。 なんともご愛敬たっぷり・・・ 私流の作り方をご紹介したいと思います。 1 粘土で成形 手芸屋さんで買った粘土 確か石塑粘土と書いてあったような・・・ なにせいろいろな粘土を買い作ってきました。100円ショップでも買いました。もっと黒ずんだもの、軽いもの、それなりに作れます。 …
相当古いものだと思われますが、柔らかくておしゃれ・・・ 扇面に菊、竹などの柄です。普段に使われていたのではないかと思います。錦糸銀糸があまり使われていません。丸帯はほとんどのものが表も裏も全て柄が入っているのですが、これは裏は無地で柄も少なく筒状でした。貴重な帯に出会えました。バックをいくつか作りましたが、これで全てを…
絹そのもの 軽くてすべりが抜群 輝くような着物でした。ほどくのに随分悩みましたが・・・可愛いジャンスカ出来ました。 バルーンにしてみました。両脇に当て布をして紐を通しただけのものです。 見返しの縫い方 肩を縫い合わせます。 後ろ背と肩を縫い前中心は縫わずにおきます。(表布も同じ) 本体と見返しの衿ぐり、袖ぐりを縫い、縫…
1 はじめに 以前に染めてあったアンティーク木綿着物の胴裏、これがとっても柔らか、元々なのか着る事によってそうなったのか・・・いずれにしても貴重な素材、せっせと染めてん~年。この度やっとデビューとなった次第です。 2 縫い方 6枚剥ぎ合わせました。43㎝ほどで丈が足りず衽か衿の半巾の部分を足しました。 ぐるり約186㎝…
1 はじめに 帯芯を剥ぎ大きさを出して、それに丸ポケットを2つ付けてみました。 仕上がりは40(巾)×38㎝(高さ)ほどです。底は30×10㎝になりました。ポイントは手間をかけた手の刺し子かなと思います。 2 手 本体は固い芯で刺し子にはむきませんが、手に使った帯芯は厚みはあっても柔らかいのでスムーズに針…
1 見積もり 丈が半端に足りず違う風呂敷を足してみました。同じものをもう1枚裁ちます。 2 刺し子 無地の部分を生かすのに刺し子をしました。千鳥の図柄です。波線の組み合わせでこうなるのか・・・ 感心しますね。和の技術に。根気はいるけどそんなに難しいものではないですね。 3 前後の縫い合わせとベルト部分 中表に縫い合わせ…
1 表の作成 帯芯を柿渋で染めてあったものを鉄媒染してみました。黒っぽくなったところと色が残ったところが面白いなと思いながら、なかなか着工出来ずにいました。この度思い切ってバックを作ってみます。 ポケット まずはポケットを付けてみました。前後に。 手 手を付けます。 大体の形のイメージが出来ましたので、中表にして脇を縫…
1 はじめに 料理好きの息子からのリクエストでエプロンを頼まれました。紐は料理する時、たすきがけをして気合を入れるのだそうです。そんな訳で帯芯と大判風呂敷を使い作ってみました。 2 製図 正面はわで裁ちます。帯芯が30㎝でしたのでこの寸法になりましたが、着物だと35~6㎝使えるので布巾いっぱいとってもいいかなと思います…
1 はじめに 高級丸帯をほどいてみると、芯のまわりを真綿で薄く包んでありました。 軽くてふっくらの謎が解けました。芯自体も軽くてはりがあって麻のようでした。 黒かったり生成りだったりでごつごつした厚地のがほとんどの中で驚きの丸帯の芯でした。それを柿渋で染めておきました。ちょうど良い色合いが出ました。4mほどあるので(巾…