2014年に作りました。こうして見るとなかなか良いですね。やっぱり素材の力でしょう・・・ね。 残念ながら現在はもう閉店になってしまった地元の古布屋さん。そこでみそめた松図の藍染布で作りました。 どう活かしたらいいのか、迷いに迷っての作業でしたが、傷があるのでそれをカバーするのにアップリケをしていたらどうにかデザインっぽ…
紗の透ける感じを活かしたい・・・ そんな思いから出来たトートバックです。 帯を横に使いました。入れ口に耳が来るというぐるっと輪にしたという方が早いかな。手も名古屋帯を二枚重ねて使っています。無地が効いています。 縦に一本筋が通っていますが、界切り線です。お太鼓結びをした時に気が付くと思いますが帯のたれの部分です。これも…
1. 羽織から作るチュニック 横長の矩形(長方形)の形に首回りを切り抜いただけのものです。 タックも平たいままでミシンをかけるので簡単に出来ます。 120㎝×90㎝位の布を2つに折って首をくりぬいたただけという感じです。あとは脇を少し縫ってスリットを作ります。スリットは無くても又良しだと思います。布の組み合わせで面白い…
娘愛用のパンツです。 以前は日本手拭の薄手と袢纏を併せて作ったのですが、日本手拭の方が弱くて薄くなってきたので、さらにリメイクしました。リメイクしたのは右足の方です。 以前の写真を撮らなかったため、比較出来ないのが残念です。 環繋ぎの地元の半纏です。左側の文字は辛夷とはいっています。 右足の茶色の布は木綿の着物でした。…
Aラインのゆったりベストです。脇と背に大漁旗を少し。 柿渋で染めた多少ムラのある布から出来たパンツです。 大漁旗とデニムの組み合わせ、存在感ありますね。 小柄な方で結構年齢の高い方が着てくださいました。とても可愛らしかったです。 創作意欲の虫がうずきます。
明けましておめでとうございます。2018年戌年明けましたね。 いつもバタバタの私ですが、更に今年は孫の誕生で子守要員として出向きゆっくり残りの人生をという望みはなかなか叶えられそうもありません。(幸せなことだと感謝です。) 柿渋染をした大漁旗、帯芯からのリメイクです。昇と龍の字が縁起が良いかなと思い載せてみました。 パ…
総柄総絞りの羽織でした。絽縮緬の羽織とのコラボです。 前にヒダをとりました。そのおかげで衿がたっぷりで素敵なシルエットとなりました。 1. 後ろ見頃の作り方 後ろ見頃です。羽織の後ろ部分の巾も丈もそのまま使います。 後ろ中心を縫い、片倒しでステッチをかけました。向かって左側に倒しています。 2. 前見頃の作り方 羽織の…
アンティーク着物リメイクを味わえる上下です。発色といい柄といいほれぼれします。 結構なシミがありました。 思いっきりヒダを取ってしまいました。それから型紙を置いて裁っていきます。 恐いものなしです。逆に面白みになります。 こんな着物にまた出会いたい・・・
2013年に作った作品です。随分大胆なものを作ったものですね。 その時はわからなくて、でも後からみるとヘーなんて・・・自画自賛 まあこれがあるからやめられない。 余談でした。 新しい反物でした。揃いの衣装だったのではないでしょうか。我が地元でも千人踊りという夏祭りが盛んだったころ、町内会、農協、企業などがこぞって参加…
揃いの浴衣だったものからのリメイクです。化繊ですので洗濯はじゃぶじゃぶでOK。 身頃部分を2巾合わせ、それで前パンツ2枚、後ろパンツ2枚取りました。 足りない部分は袖を横に使ってお腹周りに持ってきました。 丈が103㎝位あり長さ調整をするのに、△部分にボタンを付けました。 2段階にボタンループを付け長さが…
本は数々買いました。どれも感動してのことです。 今回はブログで以前から拝見させていただいていた『古布が好き』の作者さんの本で優しさ溢れる作品に以前から感動していました。発売まもなく重版決定とのこと、私初めファンの方が多いことに嬉しさを感じます。何より大切にする心 手間をかけること が健在であるということが嬉しいですね。…
見事な銘仙です。重宝されて活躍していたと思われるアンティーク着物でした。 軽くてつやつや この布の薄さの繊細さは日本独自のものでしょうか。 前にたっぷりのヒダがとってあります。スリットとともにゆったりの着心地です。 ふんわり羽織って衿元たっぷり、衿を色んな形にして楽しんで着れるかなと思います。 思いきって洋服にして良か…
地元の芸者さんの着物だったもの 一味違うものでした。 その布を集めストールにしてみました。 ふっくらやわらか そして張りもある 柄のすばらしさ 色の優しさ 溜息が出ます。 わずかに残っている小さな端切れ 今度は何を作りましょう。
色、柄も良くて軽い これぞ絹の妙味 作務衣が欲しいお客様に気に入っていただけて着工となりました。 作務衣は着物の仕立の技術が必要で特に衿は難しい。時間がかかってしまいましたが無事仕上がりました。 先日、アンティークの着物から作ったサルエルパンツを買ってくださったお客様がいて、「着物に興味があるのですが、まずは着物に触…
竹が見事な大判風呂敷 90~100㎝四方あります。(いろいろ寸法あります) どちらも巾はなんとか間に合いました。丈が少々足りず裾で足しました。 竹の柄をどうつなげるか・・・ 柄合わせが悩みどころです。 一枚から前も後ろもとると繋がりが良いことがわかり風呂敷2枚を中表に合わせて広げ、前パンツをとった後、脇がつながるように…
6. ポケットの作り方(シームポケット) ポケット布を作ります。左側が前ポケット分で右側が後ろポケット分です。同じなのですが、後ろ分の縫い代が5ミリほど多いです。 ポケット口の所に伸び止めテープを貼ります。 前ポケット布 脇を縫いますが、ポケット口を残してミシンをかけアイロンで開きます。 前パンツ縫い代に前ポケット布を…
アンティーク着物からタックサルエルパンツを作りました。とてもおしゃれで機能的、そして楽ではくと楽しくなるパンツです。 前パンツ2枚 後ろパンツ2枚 前ヨーク1、 見返しは 前ヨーク1 後ろ見返し2で出来ています。 1. アンティーク着物 小紋 2. 布を裁つ 横幅は最大50㎝位あります。着物1枚は大体35~36㎝ですか…
軽い十字絣の織の雨コート(おしゃれコートかもしれません。数着る人で度々着ていたのかもしれません)でした。洗った後はパリッして固いのですが、日が経つごとに柔らかくなっていきました。上質のものではないかと思います。 織りのコートというのもめずらしく通の方が着ていたのではと感じました。絹というのは身体の馴染みといい、軽さとい…
パンジャビを3枚続けて作ってその最後です。 ウールだと思うのですが、柔らかくてチクチクしないし照りがあるので絹も入っているのかもしれませんね。交織というのでしょうか。寒い季節ウールは暖かくて重宝しそうです。以前たっぷりサルエルパンツをこの布で作りました。アンサンブル(着物と羽織のこと)だったのでたっぷりの布を確保、心お…
前回作ったのと形は同じですが、丈が少し短く背で測って85㎝ほどあります。 ウールの着物は虫食いが多く見受けられます。ダメかなと思いきや私の大好きな襤褸(らんると呼びます ぼろ)の世界だと成長株・・・ そうか最後まで形にして大切に着てあげるのがいいなと思い直して作りだしました。 共布を丸く切って上に乗せてチクチク・・・ …