1 はじめに 木綿のアンティーク着物の胴裏部分でした。捨てるにしのびず染めたものです。日本手拭くらいの厚みです。 2 製図 後ろです。結構な染ムラです。太陽に当たると変化(濃くなる)のでその楽しみもあります。 裾にアクセントとして刺し子をしてみました。5㎝四方で色を変えてみました。青い色は水で消えるペンの色です。水の付…
1 はじめに 高級丸帯をほどいてみると、芯のまわりを真綿で薄く包んでありました。 軽くてふっくらの謎が解けました。芯自体も軽くてはりがあって麻のようでした。 黒かったり生成りだったりでごつごつした厚地のがほとんどの中で驚きの丸帯の芯でした。それを柿渋で染めておきました。ちょうど良い色合いが出ました。4mほどあるので(巾…
1 はじめに お祝いに使われたと思われる風呂敷のようなものが手に入りました。 見事な金鶏で派手・・・ で柿渋で染めてみました。 2 見積もり 柄をそのまま活かせたことが最高!こちらにポケットを付けたくなかったので左足にしました。 右足の方に残りの布をはさみました。 3 縫う ポケットを付けました。右のお尻のところです。…
1 はじめに 反物からのリメイクです。大人かわいいというところでしょうか。暑い時には浴衣は肌に付かず着心地の良いものです。お試しあれと思います。 2 見積もり 本には全て布を横にして裁つように指示がありました。そうすると前、後ろで剥がず楽ですね。私は見逃してしまい裁ってから気付きました。ちゃんと浴衣の巾(大体35~6㎝…
1 はじめに 前回の残りの布で作ってみました。ぎりぎり間に合うかな・・・ 2 製図 ポケットの形は大体どれも同じで一度型紙を作っておくと使いまわせて便利です。 3 見積もり カフスは後で裁つ事にしました。足りなかったら無しという選択もありですね。 4 縫う まず袖を付けます。後ろ見頃の背は布が余ったのでその分をヒダにし…
1 製図 参考にした本はあるのですが、自分なりにアレンジをしていますのでその寸法を載せてみました。参考までにという程度でお願いします。 2 見積もり この度は浴衣の反物からのリメイクです。色も柄も素敵・・・力が入りました。 前見頃2枚、後ろ見頃2枚、スカート4枚、衿、袖2枚をとりました。柄合わせが大変です。柄が同じもの…
1 はじめに 大振りな柄の浴衣でした。茶の部分は白、夏祭りなどに使われた揃いの浴衣だったのでしょう。捨てるのにはもったいなくて思いつきで柿渋で染めてみました。この衿のタイプは今回3枚目です。 茶と紫の対比が面白く斬新な感じが出ました。 2 見積もり この時点では海の物とも山のものとも・・・ 染に助けられてどうにか形にな…
1 はじめに 日本手拭の手に持った時の風合いが好きで見つけると抱きしめたくなります。アンティークのものが最高です。 それを夏の暑い日、柿渋染してみました。思い立って鉄媒染も・・・ 黒っぽい色のものは鉄媒染です。柿渋で何度か(一度でも良い)染めてから鉄媒染液に浸してまた干します。(最後は洗います) 2 鉄媒染液の作り方 …
麻の蚊帳を柿渋で染めました。茶の色がしっかり出ました。 傷というかほつれのところにアップリケをしてあります。茶と藍はとても似合います。 端は糸を抜いて刺し子もプラスしてみました。 サイズは28×123㎝です。 こちらはハンドメイド・クラフト・手仕事品の販売・購入|iichi(いいち)で販売しています。 もう1枚 あしら…
1 はじめに 浴衣を柿渋で染めたものです。はりが出て硬めになりました。染ムラもまた味ということで楽しんでいきましょう。 2 縫う この型紙は前後続けて作られています。上の写真が右足で下は左足です。 浴衣の布が少なかったので、木綿の着物の胴裏に使われていたもの(柿渋で染めてあります)を併せて使いました。 無地は何かと重宝…
前回に続き、今回は脇スリットを入れて作ってみました。 前回はシームポケットでしたが、今回は右側のみ貼り付けポケットにしてみました。 アクセントに赤い小さなボタンを3個つけて遊んでみました。 丈は87㎝あります。 ワンピースとしてもチュニックとしても使えそうです。浴衣の時に見る景色とは全く違ってしまうのが面白いところです…
1 はじめに ♡のような葉っぱの柄に横縞が地模様のおしゃれな浴衣に創作意欲が湧きました。 三角衿が魅力的だなと思って温めていましたが、今一よくわからずしり込みしていました。 なんとか作ることが出来たので紹介したいと思います 2 見積もり 2 縫う 衿付け 縫い代にアイロンをかけ衿ぐりに添って付けていきます。 衿を完成さ…
男児子供用浴衣からのリメイクです。 新品の反物のまま保管されていたようです。昔サッカー生地と言って膨れ折りのようにぼつぼつというか凸凹に織られていて、肌に付かないようになっている夏の素材です。とてもなつかしくて思わず抱きしめました。 もちろん木綿です。 前回の白紬のブラウスと作り方はほとんど同じです。 裾の長さは同じに…
背にワンポイント 1 見積もり 買った時は上布を思わせる風合いでした。バリバリ でも洗濯して糊がとれると柔らかい優しい木綿です。薄地です。身体に馴染むでしょうね。糸味が良いということでしょうか。 前見頃2枚、後ろ見頃2枚、スカート6巾、衿見返しをとります。 2 部分縫い ギャザー ここが一番の難関です。焦らずじっくりい…
1 はじめに リサイクルショップにて近江 志賀上布? 目が点に・・・ キングサイズ40㎝ 男性用浴衣の布かな・・・ でも材質の所に綿100%のシールがありました。上布というのは麻という意味だと思うのですが。 いずれにしてもお気に入り、持ち帰ることとなりました。 2 見積もり ブラウスは前見頃2枚(前見返しは巾があったの…
1 はじめに 丹前下の反物でしょうか。それとも浴衣? 竹の柄ですね。浴衣同様素肌に身に付けるアイテムとしては最高です。軽い、肌触りが良い、そして涼しい。 誕生日プレゼントに愛用してくれている家族に2代目パンツとして作りました。捨てるのはもったいない。是非おすすめです。 1 見積もり 今回は新反からのリメイクです。浴衣の…
作務衣とは 禅宗寺院で僧が清掃その他の作業の時に着る衣服で,上衣は着物状の打ち合せで筒袖,下衣はゆったりしたもんぺ状の二部式になっている。〈作務〉はもともと禅宗の寺院ですべての労役のことをいった。多くは藍染め木綿でつくられ,近年では一般男女の日常着としても用いられる。 作務衣とは上衣、下衣を合わせて言うのですね。慢性化…
まずその1は洋服生地で作りました。 背あきベストとまではいかず、でもちょっと面白いかな? その2はツートンカラーにしてみました。 後ろ脇のスリットがポイントです。 その3は大漁旗で刺し子を施したものです。 松栄丸の丸がポイントかな。 そしてマイナスポイントをチャーミングポイントに・・・ 右衿の所にかぎ裂きがありました。…
1 はじめに 藍染、天竺、風呂敷、木綿等々好きですね。昭和の匂いがするからかな? 2 見積もり 前後同じ形です。こちらは布が足りず色違いの風呂敷を剥ぎ合わせました。大判でしたら剥ぐことなく1枚でとれます。 3 傷の確認 小穴、傷、シミなどを確認します。何か所かありますね。 千鳥の模様の一部を刺し子で潰して…
1 はじめに 2 見積もり 袖1枚分と少々の並幅(約36㎝)の布と、あとは半巾の部分のみの紬の着物からのリメイクです。 フード部分と右前見頃を並幅の布で裁ちました。あとは半巾部分をみみ同士縫ってつなぎ、左前見頃、後ろ見頃、袖を取りました。 3 縫う フード部分です。2枚を中表にして縫い、まんじゅうを使って縫い代を割りま…