作り方 肩、脇、袖の縫い代にロック又はジグザクミシンをかけます。 1. 肩 前後身頃の肩を合わせて縫いアイロンで開きます。 2. 袖 袖を身頃の袖ぐりにつけ縫います。(この時印から印までを縫います。)アイロンをかけ見頃側に倒します。ロックで始末します。 3. 袖下と脇 袖下から脇にかけて縫います。アイロンで開きます。裾…
ほどきと洗濯 着物は縫い終わった順番に添ってほどきます。かけ衿→衿→袖→衽→見頃です。ほどくと8枚の布となります。 34~36㎝の巾の布が4枚、18㎝位の巾の布が4枚となります。ガムテープで糸くずをとっておくと後が楽です。 洗濯は諸説ありますが、私はネットに入れ洗濯機で普通に洗っています。そして脱水直後アイロンをかけて…
縮緬は重みもあって落ち感が素敵です。 ドレープが綺麗に出ます。綿でも面白いものが出来ますがはいていてもとても気持ちが良いのがやはり絹ですね。脇に5か所ほどタックをとっています。それが丸いフォルム(形)となっています。お腹の所にもタックをとっています。これが縦線のドレープとなっています。 絹は軽くて肌になじむので身に付け…
布の割り振り 男物長襦袢でした。透け加減が絹の一番糸で作られていることを表しています。ふわふわでつるつるです。 ここで一番に考えるのは布をどう置こうか、ということです。これは東海道五十三次を図案化したものと思われます。広重とありましたから。 肩にかけた時に柄がさかさまにならないようにと思って中心で剥ぎました。 2点目は…
表 側 絣と男物ウールの着物から作りました。貴重な絣とウールの着物との組み合わせでいいのか?と随分長い間考える人になっていました。 最後は失敗してなんぼのもの 練習 練習と開き直り、スタートしたベストです。 裏 側 なんだったのでしょう、この古布は。長襦袢か羽織裏かなという気がします。御所車に紅葉、霞(かすみ)つなぎ、…
留袖の絵羽模様を活かしたチュニックです。 黒地なので派手なようでも意外と着こなせてしまうのが不思議です。パンツ レギンスなどと合わせて、襟ぐりもたっぷりなので重ね着にしても又はそのままでも素敵。作りたい気持ちがムクムクと湧いてきましたよ・・・
ずいぶんと着込んだであろう泥大島の着物でした。薄地で身体に馴染みの良い軽いもの。持ってみても掌の中に入りそうな位。上質の細い糸で織られたものなのでしょう。 さて どうしようか迷って迷ってロングベストにしました。始終着るよりはちょっとお出かけの時に羽織るというイメージで・・・まだ着てくれる方は現われておりませんが。 上の…
どうしてもたまってしまう端切れ もったいなくてどうしても捨てられない・・・わかります。 そんな時 こんなショルダーバックはいかがですか。 一枚布で作るよりうんと時間を要しますが、そこに愛着がぐんと増します。そんな思い出とともに下げるバック これはおつですね。楽しみましょう。
ベスト ベストは着物リメイクの作品の中でも気軽に着れるアイテムではないかと思います。 中でもアンティーク留袖は柄行きがシックでとても好きです。そしてリメイクをするにも使いやすいです。あれこれ悩んで後ろを中心に柄を持ってきました。裾は半巾の部分(衿、衽など)を使っています。袖はアンティーク半巾帯を使ってみました。シミが…
銘 仙 アンティークの代表選手です。柄が大胆なものが多く薄地、つるつるで肌触りがとても良いものです。グリーンの布がどちらも銘仙です。 泥大島 茶色いものを泥大島と呼びます。他に色大島、白大島、夏大島などがあります。 今回の作品について 銘仙と泥大島の組み合わせのストールを作ってみました。趣き…