アンティーク着物(アンティークきもの)とは 昭和初期以前に作られた着物(和服)のうち、特に状態の良いものを指す。 大正ロマンや昭和モダンと呼ばれる花柄や幾何学模様、アール・デコを意識したデザインなどが近年のレトロブームで再評価されている。アンティーク着物は日本人が日常的に着物を着ていた頃に制作されたものであり、縫製や染…
2013年に作った名古屋帯からショルダーバックです。抽象画のような柄、色合いの良さに惹かれ出来た作品です。 このような複雑な柄が出来てしまう日本の技術は素晴らしいです。眠らせておくのはもったいないと誰しも思うことですね。これは耳をそのままに使いました。輪にしただけです。底は別布を挟み込みました。入れ口は帯の別の部分を同…
帆前掛けについて 藍染である。文字が入っている。 手の柄が独特。地厚である。木綿である。インパクトがある。などなど 帆前掛けで出来た作品は存在感たっぷりです。大好きな素材です。 タブに蚊帳のリング(白)を使いました。前の飾りに古布藍型染めを少々、おかめの手作りの飾りを下げでみました。 藍と柿渋染はよく合いますね。 ショ…
名古屋帯について ●九寸名古屋帯 お太鼓の部分はふつうの帯巾で、胴に巻く部分は方は半巾になっていて芯が入っています。 略礼装などにも使える格の高い織りの帯から、街着や普段着用の染の帯(塩瀬・縮緬など)まであり、いずれにもお太鼓柄、六通、全通などの柄付けがあります。(半巾というのは半分の巾という意味で30㎝の半分で15㎝…
男物浴衣の反物からのリメイク とっても素敵な作務衣上下が出来ました。既製品も手軽で重宝しますが手作りは格別。着てもらう人の笑顔が浮かびます。 作り方は洋裁とほぼ変わらなく作ることが出来ますが、肩山の所と衿先の始末が難しいかなと思います。 肩山は急カーブになるため、そこの箇所のみ多めに寸法を取ることが大事、衿先は衿先の位…
子ども用アンティーク浴衣と昔の着物の胴裏からのリメイク 現代は胴裏はほとんど白ですが昔は赤が多いです。赤からピンクになり白になったのだと聞きました。品物も綿、絹とあり絹は紅絹(もみ)と呼ばれています。 私はこの紅の色が好きでたまっていく一方の強烈なこの布をいつかデビューさせたいと思っていました。アクセントに三角に折った…
浴衣のリメイク 普天王と書いた文字見えますか。これはお相撲さんから頂いたものなんだけどと言っていただいた新反でした。 色も良し、柄も力強い蝶の模様(蝶は高く舞い上がるという縁起の良い文様です) 大切な布達、仕上がってみるまでどんなものになるかわかりません。裁つという作業は見切り発車の状態でのスタートとなります。いつもそ…
浴衣について 夏の風物詩はなんといっても浴衣姿です。肌にべとつかず、さらりとした着心地の浴衣は夏に最適のものです。綿が主流です。 コーマという浴衣の高級品として知られているものもあります。普通のものより上質の綿糸をさらに細かくより、織り上げたもので着心地もよく耐久性もすぐれています。(薄地でやわらかく馴染みが良いです。…
ストールを作りました 蚊帳をほとんどそのまま で ストールとなります。 切り口の糸を少々ほどき広巾をそのままに仕上げました。 木綿ですので肌触りもとても良いですし、何より色が優しいですね。 チュニックを作りました 広幅を縦二つに折って首部分を切り取り藍染古布のバイヤステープを作って衿の始末をしました。 藍染古布がアクセ…
蚊帳の洋服 逃げる という感覚がぴったり そう逃げるんです。 「作ってあげるよ」なんて思っていたら大間違い だんだん「作らせて下さい」という心境になってきます。 印付け 直線の場合 どうしたものか思い悩んだ末、私は糸を抜くという方法で作っています。要は縦目、横目を通すということですね。1本糸を引く(抜く)とそこが直線の…