1 見積もり 大漁旗の端切れを使い帯芯とパッチしてみました。なかなかポップ 手の部分には毛羽だった柔らかい素材の帯芯を持ってきました。帯芯にもいろいろな素材があります。丸帯の芯などはごわごわごつごつ これはこれでまた重宝しますが、今回は八寸帯の芯で和紙のような風合いです。 リュックはなにせ沢山の部品をすべて取り付けてか…
八寸名古屋帯でした。織りが多いですね。切ってそのまま敷くだけでテーブルセンターなどになります。 お部屋のインテリアに一役買ってくれそうなこの帯をトートバックにすることにしました。 まずは型紙を置いて 接着芯を貼りました。 裏側はこんな感じで・・・ トートバックの詳しい作り方はこちらにあります。 今回のメインは表と内袋を…
10年ほど前に作ったものです。 身内の方に芸者さんだった方がいて、活用して欲しいとのことでいただきました。やはり物が違います。 現代の着物にはない味わいです。透けるかとおもいきやそうでもない。色、柄がとってもエレガント。形がシンプルでも布の力で良い物が出来ました。 改めて見直すと素敵な布との出会いがありました。沢山ある…
帯芯が沢山集まります。 最近は袋帯が主流で名古屋帯があまり使われなくなりました。普段着として気軽に着物を着た時代には軽くて結ぶのも楽でとても重宝したものでした。八寸と九寸とあるのですが、芯なし、芯ありという区別で九寸の帯の中に入っていた帯芯を柿渋で何度か染め、その後鉄媒染してこの色になりました。 和紙を思わせる風合いで…
ドライに出してあった反物で作りました。 道行(半コート)の布でなないかと思います。羽二重のようでしっかりとした風合いです。まずはタックサルエルパンツです。 ベストは前をあけてラフに・・・ 前を閉じてきっちりと・・・2ウェイでいけそうです。 春の芽吹きの色 暖かな日差しの中でカーディガン代わりに着ていただきたいものです。…
この作品もすでに手元にはありません。2016年作です。 江戸紫が粋な紗のきものでした。透けるのが素敵・・・インナーを着て、涼しい時季にはセーターなどとの重ね着も面白そうです。 洋服になってしまうと季節感は気にしなくてもいいようです。 小穴に丸いパッチ(アップリケ)が当たっています。 袖のたもとのように縫ってあります。 …
学研の『古布のある暮らし』を見ていたらとっても楽しいベストが載っていました。 さすがだなあ・・・と感心して見ていたら寸法が載っていたので作ってみました。 130×45㎝に紐を付けただけのもの。布が持つ流れの美しさを感じます。 本には後ろの紐は端にもついていました。私は省略してみました。 改めて観ると素敵な作品だったのか…
2016年に作ったものです。この形が人気で随分作りました。 紬のハリのある生地がボリュームを感じさせて良かったのかもしれませんね。 作りたいものが沢山 あと一月くらい 我慢 我慢です。 着物1枚ほとんど使い切りでした。 にほんブログ村
冬はどうしても豪雪地帯ということもあり、リメイクに浸る時間が減ってしまいます。 それで以前に作ったの物を載せたいと思います。(2016年頃) 現代のものと違いおとなしめの柄が素敵です。上品だなあとしばらく眺めた記憶が蘇りました。 残った布でジャケットも作れたのですね。早く春が着てリメイク三昧(ざんまい)にならないかな・…
インドの民族衣裳のパンジャビを作ってみました。サリーとともに一般的なのだそうです。 ワンピースですね。前に大きくスリットが入っています。歩きやすくモダンです。体型カバー、保温などの役目もしてくれそうです。 厚地(ごついというくらい)で模様の大きさも柄も素敵。仕立しようと思いながら保存されていたのでしょうか。少しだけ黄色…
思い切って前開きを大きくとったベストを作りました。少し前にガウチョパンツを作ったのですが、その対を欲しいという方からの注文で作りました。 色んな色が入っているのと、中間色ばかりの組み合わせなのでどんなものにでも合いそうです。 きっと活躍してくれるでしょう。
2019年亥年が明けました。北海道は大雪に見舞われ前途多難。でも大雪の年は豊作と言いますので、農業自給率200%の我が北海道。幸先(さいさき)良しの門出ですね。というわけで本年もよろしくお願いいたします。 初作品は、正絹の少し色焼けした兵児帯からのリメイクです。痛んでいてところどころに穴がありました。 丈を4等分して前…
前回のワンピースはギャザーで今回はヒダ風タックスカートにというご希望でした。 地厚で硬めなのでヒダの形が思うようにいかず手こずりました。作り方、型紙はほぼ同じです。 背開きにし、スカートが丈7㎝長く、スカートの巾は両脇に半巾部分を足しています。足さなくても良かったような気もします。上身頃の寸法に合わせて適当にタックを寄…
地厚で柄が複雑、とても高価な着物だったように思います。身頃片方、衽2、かけ衿、衿を剥ぐことで巾を出し、衿の残りをベルトにしました。ポケットも取る事が出来ました。残りは身頃1枚と身頃の残り少々が手元に残りました。同じもの2枚は出来ませんね。 新品の八掛があったので、裏に持ってきました。これで型崩れ、透ける心配もありません…
反物で我家に参りました。 見えずらいですが、絹49%、毛50%、ナイロン1%とあります。織りの着物ですね。ウールが入っているので厚地でパリッとした肌触りです。 形は前回のと同じ半コートとパンツを作る事が出来ました。 パンツの縫い方 ご覧の通り長方形の布に股下部分を縫い付けただけのものです。型紙は前後共通で…
自分で買って大切に着た着物をどうしよう・・・と思っていたところへ、ウールで作ったパンジャビを着て現れた私を見て「あらー いいね」となり作る事になってしまいました。 足腰も弱って体型もふっくらされている彼女の希望は前開き、衿無し、たっぷりがご希望。いろいろ相談した上でこの形となりました。 後ろ中心に半巾の部分を入れヒダを…
旦那様を亡くされた奥様から形見の着物で何か形に残したいのでとの事で作ることになりました。 これは以前に作ったワンピースを少しだけ変化させたものです。 1 身頃 肩を縫い合わせます。袖も付けてしまいます。脇も縫ってしまいましょう。 3 スカート 巾いっぱいを使い、部分的にギャザーを寄せました。裾も始末してしまいましょう。…
羽織からカツカツで出来ました。小穴があちこちあって・・・ 留めの跡でしょう。 こんなふうに処理してみました。刺し子糸です。お花みたいに丸く刺してあるのがわかるでしょうか。 7ヵ所ありました。違和感なしでいい感じです。 このサルエルパンツ、あっという間に出来てしまいます。とっても楽でおしゃれ、やめられませんね。 ちなみに…
ウールの着物でした。後ろは広幅でしたので背に縫い目が無く作る事が出来ました。裏はアンティークなメリンス、着物だったのでしょうか。薄くなっていて使うのを迷ったのですが、魅力的な色と柄に押されてパッチをしてでも使いたいと決行することにしました。 1 フードの縫い方 フードは衿を作って本体と見返し(裏)に挟んで縫う同じです。…
ベストが続きます。 布が足りず、逆に布併せを楽しみました。迷ったら同系で・・・ どれも極上の紬 薄くてなめらかで軽い。裏は道行コートの裏だったと思います。趣味の良い作品となったようで嬉しくなりました。 これからの季節にはおって暖かく、重ね着でおしゃれに、体型カバーにと大活躍してくれること間違いなしですね。…