冬はどうしても豪雪地帯ということもあり、リメイクに浸る時間が減ってしまいます。 それで以前に作ったの物を載せたいと思います。(2016年頃) 現代のものと違いおとなしめの柄が素敵です。上品だなあとしばらく眺めた記憶が蘇りました。 残った布でジャケットも作れたのですね。早く春が着てリメイク三昧(ざんまい)にならないかな・…
インドの民族衣裳のパンジャビを作ってみました。サリーとともに一般的なのだそうです。 ワンピースですね。前に大きくスリットが入っています。歩きやすくモダンです。体型カバー、保温などの役目もしてくれそうです。 厚地(ごついというくらい)で模様の大きさも柄も素敵。仕立しようと思いながら保存されていたのでしょうか。少しだけ黄色…
思い切って前開きを大きくとったベストを作りました。少し前にガウチョパンツを作ったのですが、その対を欲しいという方からの注文で作りました。 色んな色が入っているのと、中間色ばかりの組み合わせなのでどんなものにでも合いそうです。 きっと活躍してくれるでしょう。
2019年亥年が明けました。北海道は大雪に見舞われ前途多難。でも大雪の年は豊作と言いますので、農業自給率200%の我が北海道。幸先(さいさき)良しの門出ですね。というわけで本年もよろしくお願いいたします。 初作品は、正絹の少し色焼けした兵児帯からのリメイクです。痛んでいてところどころに穴がありました。 丈を4等分して前…
前回のワンピースはギャザーで今回はヒダ風タックスカートにというご希望でした。 地厚で硬めなのでヒダの形が思うようにいかず手こずりました。作り方、型紙はほぼ同じです。 背開きにし、スカートが丈7㎝長く、スカートの巾は両脇に半巾部分を足しています。足さなくても良かったような気もします。上身頃の寸法に合わせて適当にタックを寄…
地厚で柄が複雑、とても高価な着物だったように思います。身頃片方、衽2、かけ衿、衿を剥ぐことで巾を出し、衿の残りをベルトにしました。ポケットも取る事が出来ました。残りは身頃1枚と身頃の残り少々が手元に残りました。同じもの2枚は出来ませんね。 新品の八掛があったので、裏に持ってきました。これで型崩れ、透ける心配もありません…
反物で我家に参りました。 見えずらいですが、絹49%、毛50%、ナイロン1%とあります。織りの着物ですね。ウールが入っているので厚地でパリッとした肌触りです。 形は前回のと同じ半コートとパンツを作る事が出来ました。 パンツの縫い方 ご覧の通り長方形の布に股下部分を縫い付けただけのものです。型紙は前後共通で…
自分で買って大切に着た着物をどうしよう・・・と思っていたところへ、ウールで作ったパンジャビを着て現れた私を見て「あらー いいね」となり作る事になってしまいました。 足腰も弱って体型もふっくらされている彼女の希望は前開き、衿無し、たっぷりがご希望。いろいろ相談した上でこの形となりました。 後ろ中心に半巾の部分を入れヒダを…
旦那様を亡くされた奥様から形見の着物で何か形に残したいのでとの事で作ることになりました。 これは以前に作ったワンピースを少しだけ変化させたものです。 1 身頃 肩を縫い合わせます。袖も付けてしまいます。脇も縫ってしまいましょう。 3 スカート 巾いっぱいを使い、部分的にギャザーを寄せました。裾も始末してしまいましょう。…
羽織からカツカツで出来ました。小穴があちこちあって・・・ 留めの跡でしょう。 こんなふうに処理してみました。刺し子糸です。お花みたいに丸く刺してあるのがわかるでしょうか。 7ヵ所ありました。違和感なしでいい感じです。 このサルエルパンツ、あっという間に出来てしまいます。とっても楽でおしゃれ、やめられませんね。 ちなみに…
ウールの着物でした。後ろは広幅でしたので背に縫い目が無く作る事が出来ました。裏はアンティークなメリンス、着物だったのでしょうか。薄くなっていて使うのを迷ったのですが、魅力的な色と柄に押されてパッチをしてでも使いたいと決行することにしました。 1 フードの縫い方 フードは衿を作って本体と見返し(裏)に挟んで縫う同じです。…
ベストが続きます。 布が足りず、逆に布併せを楽しみました。迷ったら同系で・・・ どれも極上の紬 薄くてなめらかで軽い。裏は道行コートの裏だったと思います。趣味の良い作品となったようで嬉しくなりました。 これからの季節にはおって暖かく、重ね着でおしゃれに、体型カバーにと大活躍してくれること間違いなしですね。…
亀甲の柄が粋な大島紬の着物からベスト作りました。以前にチュニックを作りその残りで作ることが出来ました。 以前にベストを作りました。(作り方を載せています)そこから巾出しをして今回作りました。 後ろダーツもはぶきました。 裏は紬の着物についていた八掛を併せてみました。強烈な印象、好きですね。 ボタンホールが一番ドキドキす…
時間だけはたっぷりかかりました。今やタイムイズマネー 好きだから出来るということですね。 扇面の刺し子と七宝 どこまで刺したらいいか・・・ ここで思いとどまりました。 内袋は木綿の長襦袢用の布だったのではないでしょうか。古いものです。口布(見返し)には男物袴を使いました。仙台平でしょうか。堅い、バリバリですが更に厚地接…
以前にベストを作りました。それを気にいって下さった方から、もう少し大き目ということでご依頼がありました。 その巾出しの方法を載せたいと思います。 ① 衿ぐり部分の半分 ② 肩の部分の半分 ③ ②から脇までを3等分 その位置を赤線にしました。そこを切ります。 巾を出す寸法、例えば6㎝だとすると2㎝ずつ拡げて線を引き直しま…
羽織だった濃い紫(アンティーク) おとなしい柄が素敵な付け下げの着物 これらを使い、前回のロールカラーチュニックを作った残りでカーディガンのようなものを作りました。 2年も前でどのように作ったかは忘れてしまいましたが、背に衽の柄をもってきて統一感を出したのは覚えています。 使い切った1枚でした。
2016年作が続いています。布をどう活かそうか一番悩むところですが、これも楽しい作業です。出来た時の感動が一入(ひとしお)ですから。 ピンとくる布は出来上がりが見えてくるのですが、どうしても残ってしまう布、イメージが湧かない布も生かしてあげたいですね。 私は迷ったら同系色の組み合わせにすることにしています。もしくは無彩…
若い時に作ったアンサンブルの着物をどうしようか・・・ 最近はそのような方が多いですね。 一度も袖を通さずにいたのだそうです。処分しようか迷っていらしたようですが、デイサービスに着て行きたいということでリメイクをされました。 着物と羽織で見積もってどうにか3枚出来ました。 柄合わせが大変でしたがとても喜んでいただけました…
色無地2種、小紋のいずれも縮緬を組み合わせたチュニックです。 ロールカラーとカフスがポイントです。今思うと随分大胆なものを作ったものだなと思います。 着物の布地のなせる業でしょうか。 にほんブログ村
2016年作のものです。 縞の紬と衿元はお召しを使いました。沢山作ったのですが、すっかり忘れています。 布の出会いを待ちましょうか・・・ にほんブログ村